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2006年06月22日(木曜日)

観戦14戦目です。

既にグループリーグ突破の決定しているポルトガルは
主力をはずして余裕のメンバー構成としてくるはず。

逆に負けるとヤバくなるメキシコは何としても勝ち点が欲しいところ。

メキシコの勝ち抜けは達成されるのか。

結果:2-1でポルトガル勝利。

消化試合かと思ったのですが、
けっこう熱い試合でした。

ポルトガルはC・ロナウド、デコ、パウレタなどの主力選手をはずしてきた。
でも、ベテランのフィーゴおじさんは今日もスタメンです。

ゲーム序盤はメキシコが勇気を持って攻める展開。
ポルトガルはカウンターかサイドをドリブル突破する程度。

でもポルトガルのドリブル攻撃は単発だけど、
確実にチャンスを作っていた。
シモン、フィーゴの両サイドはドリブルがさえてました。

ポルトガルはC・ロナウド、フィーゴ、シモン、ボア・モルチなど
良いドリブラーが多い。
また、デコ、チアゴ、マニシェ、ウーゴ・ヴィアナなど
良いセンターハーフも多い。

どんな時代もポルトガルの中盤は充実している。
でもフォワードが弱い。
フランスリーグ得点王のパウレタも昔から大舞台に弱い。
その控えも当然弱い。

なんかどっかの国と似てるんです。
でも、レベルが違う。

フォワードが点を取れないなら中盤の選手が取る。
サイドをドリブル突破し、中央に折り返し、
フォワードの選手はオトリとなって飛び込み、
中盤の選手が空いたスペースに飛び込んでくる。
これが昔からのポルトガルの点の取り方。

この試合の2点もそのパターン。
特に1点目は象徴的でした。
2点目のPKも、クロスボールを相手選手がハンドしてしまったもの。

でも、メキシコは点を取られながらも果敢に攻めた。
後半に1人退場となったにもかかわらず、攻め続けた。
最終的にどっちのチームが10人になっているのかわからないくらい、
メキシコのスタミナは続いた。
これはこれですばらしい。
最後まで諦めない。
これぞプライドをかけた戦いと言える。
どっかの国の代表に教えてあげたいものです。

でも決定力がなかった。
せっかく得たPKも決められず、負けてしまった。
惜しかったです。

今大会のポルトガルは珍しく、勝ちきっている。
勝負強い選手が増えてきているのでしょう。

さて、私が選ぶこの試合のMVPは
シモン
です。

simao.jpg

左サイドを何度もドリブルで突破してチャンスを作っていました。
強豪国は良いドリブラーが必ず存在しており、
彼もその1人です。

私の予想1-1で引き分けは、惜しかった。
ポルトガルが勝負強くなったことが私の予想を狂わせました。

次はどの試合をチェックしようかな…。


投稿者 h.waka : 2006年06月22日 22:00